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[PR]絶対攻略!英検1級

1次試験について

 問題構成は準1級と同じですが、難度が格段に違います。

 空欄補充問題ですが、名詞6問、動詞7問、形容詞7問、副詞1問、句動詞4問の割合で出題される傾向にあるようです。非常に広い語彙の中から出題されますので、普段からできるだけ多くの英文を読み、単語や熟語の知識を増やしておきましょう。

1級最大の特徴は、なんといっても英作文に28点という高得点が配されていることが挙げられます。これは、1次試験113点の4分の1を占めていることになります。ここで多く点数を取れる人が1次を突破できると言ってもいい過ぎではないでしょう。洗練され、かつわかりやすい文を書くことが求められますので、普段から英字新聞や雑誌の文章を読み、その中にある記事を自分で模倣して練習しておくと良いかもしれません。

 1級のリスニングでは、準1級の3分野に加え、インタビュー問題が加わります。これは、テレビやラジオの番組での有名人に対するインタビューを聞き、その内容に関する質問に答える問題です。もちろん、架空の番組が放送されますが、ニュースやバラエティーなどで使用される英語に慣れるため、BBCなどの海外番組を実際に視聴することを習慣づけておくと良いでしょう(インターネットで各番組のホームページを見れば、無料で視聴することができます)。

2次試験について

 1級の2次試験は、これまでと大きく異なる形式で行われます。

 まず、入室して1分間は面接官との自由会話をします。その後、与えられたトピックに対し、1分間でスピーチを考え、4分間のスピーチを行います。

 私たち日本人の日常生活において、考えたことや意見を英語で相手に伝えるという機会はそうそうありません。ただ英語を話すだけでなく、自分の考えを相手に伝えるということは非常に難しいことであり、一朝一夕にはできません。

練習の一つとして、自宅で新聞や雑誌(英日問わず)の記事を読み、そこで自分が思ったことを英語で口にする、というのがあります。これは一人でもできる方法ですが、英語がわかる人に聞いてもらって、どの程度自分の意見が伝わったかを教えてもらうと、より効果的でしょう。

1級取得のメリット

 1級は英検最後にして最高の級であり、問題も非常に難しいものとなっています。TOEICで900点以上を取り、英字新聞や雑誌をスラスラと読むことができる人でも簡単に取得することはできないほどです。また、他の級に比べて参考書が少ないため、対策も他の級と比べるとやりにくいと思われます。

 英検1級は、翻訳や通訳など、英語を使用する職業への応募の最低条件として設けられていることが多いです(準1級よりも応募できる会社の数は格段に増えます)。1級を取得し、特定分野の専門性を身に付ければ、英語を使う職業に就ける可能性が飛躍的に高まります。合格ラインは113点満点中の6~7割程度。1級を取得すれば「英語の達人」ですよ!